クラウドをうまく組み込む

SalesRescueTeam.comの創設者TJ McCueが中小企業のためのクラウドコンピューティング・ガイド(Small Business Guide to Cloud Computing)として、15項目をリストアップしていますので、筆者のコメントともにそれを紹介します。ここではSaaSが中心になっています。

11. クラウドをうまく組み込む

ある種のインテグレーションが必要であれば、クラウドが適しているかもしれない。クラウドアプリケーションの多くはAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)を提供しており、他の関連するアプリケーションと連動させることができる。例えば、会計パッケージとCRMパッケージとの連動。デスクトップアプリケーションで連動させたい場合には、誰かに金を払って両方のアプリケーションのカスタマイズすることになる。ウェブベースのアプリケーションでは、すでに出来上がっており、時間と金をセーブすることが出来るかもしれない。

GetApp.comではクラウドソフトウェアプロバイダとバイヤーとのマッチングを行っている。「アプリケーションストア」では現在300を超えるカテゴリ、総数2200のアプリケーションが登録されており、ニーズや求める機能に合致したアプリケーション、あるいはアプリケーションのセットを探しだすことができる。GetApp.comのサービスは、ビジネスアプリケーションを探し、社内システム、SaaS等を比較したい中小企業には無料で提供される。

どれほど急いでいるか。至急の場合にはクラウドには明らかな利点がある。多くのクラウドは数分といかなくても、数時間に内に利用可能となる。全てのニーズに合致した機能はそろっていないかもしれないが、すぐに仕事に取り掛かれ。評価したプロバイダが、ニーズを満足するもう1つのアプリケーションとつなげるためのAPIを用意していれば、デスクトップアプリケーションより大きな利点がある。デスクトップアプリケーションなら、カスタマイズに大きなコストがかかる。

他にも考慮すべき点:

これまで大規模なソフトウェア購入であれば、通常、RFP(提案依頼書)からスタートし、設計、開発、テスト、それらに関する交渉が必要。これらに数ヶ月かかる。ほとんどのクラウドでは、トライアル期間中でもアプリケーションを本格的に利用できるため、ROI(投資回収)がより迅速だ。

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