クラウドが最も安価なソリューションとは限らない

SalesRescueTeam.comの創設者TJ McCueが中小企業のためのクラウドコンピューティング・ガイド(Small Business Guide to Cloud Computing)として、15項目をリストアップしていますので、筆者のコメントともにそれを紹介します。ここではSaaSが中心になっています。

12. クラウドが最も安価なソリューションとは限らない

キャッシュフローが問題であれば、クラウドはパーフェクトなオプションだ。社内システム用のソフトウェアのように、最初に高額なライセンス費を払う必要もなく、従って、部門や役員の承認も不要。また通常年間メンテナンス費というものもない。

SaaSの価格はほとんどの場合、ウェブ上に公開されているため透明性が高い。価格が明らかになっておらず、まずデモから、と言う場合には、一般的にそのソリューションは複雑で、何らかのインストールやカスタマイズが必要で、すなわち、いくばくか最初にコストが発生すると言うことを意味している。これはあくまで一般論であるが、これまでレビューした中ではこのようなケースが多かった。

クラウドを利用した場合、社内システムより安くつくとは必ずしもいえない。ガートナーによれば、最初の2年間はクラウドの方がトータルのコストが安いが、5年間では安いとは限らない。3年目以降はトータルコストが大きくなる可能性があることを考慮すべき。

いずれのしろ、検討しているクラウドアプリケーション、その利用予定者数などに応じたコストを正確にはじいて、コストを比較する必要がある。

(社内システムについては、ライセンス費用のみに着目するのは良くない。社内システムでは、そのメンテナンス要員、アップグレード時の対応、問い合わせ対応など、関連する費用を含めてまさにトータルに見ないと誤った選択をしかねない)

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