Facebookのクーリングシステム

「Facebookのサーバルーム」に引き続き、クーリングシステムの紹介です。

Facebookのクーリングシステム

Facebookのクーリングシステム

前回はオレゴンにあるFacebookの新データセンターのサーバルームの内部を紹介した。今回は第2部、Facebookのデータセンター・エンジニアリング担当ディレクターJay Parkが施設のペントハウス・クーリングシステムの概要を紹介する。データセンターの冷却用エアのフィルタリングと引き込みだ。ビデオは12分間。

Facebookは、最近よく見かける設計である、2層構造を採用している。すなわち、サーバと冷却インフラを分離し、サーバを最大限設置できるようにしている。Facebookは、冷却サプライを管理するために、施設の上半分を使用することにし、冷却エアは上部からサーバルームに取り込まれるようにしている。冷たいエアが下に流れ、温められたエアが上に昇るという自然現象を活用しているのだ。これにより、床から冷却エアを上部に送るために圧力をかける必要がなくなるのだ。
エアは、2階の「ペントハウス」のエアグリルから施設内に入る。そこには鎧板があり、取り込みエア量を調整している。次にエアはミキシングルームに進む。ここで外から取り込まれた冷却エアはサーバの排気熱と混合され、温度を調節する。冷却エアは一連のエアフィルタと温度と湿度をコントロールするためのスプレイを適用するミストチェンバーを通る。
エアは、ミストを吸収するもうひとつのフィルタを通り、その後、サーバエリアに通じるエアシャフトとなる床の開口部にファン・ウォールで送り込まれる。
オープン・コンピュート・プロジェクトで公開しているダイアグラム図では、プラインビルのペントハウス・クーリングの設計が建物レベルでどうなっているかがわかる。サーバとサーバルームの排気熱のためのホットエア給気式換気が示されている。

オレゴン州プラインビルにある新データセンターのデザイン

オレゴン州プラインビルにある新データセンターのデザイン

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